のぼり旗FAQ・用語集
公開日:2023-02-09(更新日:2023-02-09)
のぼり・旗・幕の印刷加工・製造販売を行う、愛知県名古屋市ののぼり製作会社「有限会社アサノスクリーン」です。
のぼり旗の大量印刷時に価格面でメリットが大きい「シルクスクリーン印刷」ですが、1色ごとに版を作って印刷する方式のため、フルカラーの表現はやや難しくなります。
しかし不可能というわけではなく「4色分解」と呼ばれる手法によって、シルクスクリーンでもフルカラーのデザインで制作することが出来ます。
フルカラーを1「C:シアン」「M:マゼンタ」「Y:イエロー」「K:ブラック」の4つの色に分解し、これらの4版の掛け合わせによりフルカラーを表現するため「4色分解」と呼ばれます。なお、厳密に色合わせが必要な部分はさらに別版を増やし印刷する「4色分解+特色」を行うケースも多く、特色は複数でも追加可能です。
本来、フルカラーの表現はインクジェット・ダイレクトプリントの方が得意・便利ではありますが、あえて4色分解で印刷したい、という方も少なくありません。シルク印刷の場合、一色一色の表現・発色が力強くキレイに仕上がり、裏抜けも良く表面の95%程度が裏面からでも確認することが出来ます。
同じ枚数を印刷する場合、制作会社によりますが100枚や200枚あたりからはシルクスクリーンがお得になるケースが多いですが、4色分解の場合はかえってインクジェットより割高になることも少なくありません。追加する特色・デザインによって異なりますので、一度相見積もりをとってみることをおすすめします。
フルカラーでのぼり旗を制作したい時、シルクスクリーンかインクジェットかデザイン・価格面で迷うことがあれば、まずは4色分解に対応している会社・工場へ相談してみると参考になるかと思います。
あまり期待した程のコストカットに繋がらない…という時は、思い切ってフルカラーではなく「1色~の通常のシルク印刷」にデザイン変更してみるのも良いかもしれません。
有限会社アサノスクリーンは、昭和47年設立・創業50年、愛知県名古屋市の製造・デザイン会社です。主にのぼり旗や幕類の印刷加工・製造販売を行っており、デザインから製造まですべての工程を自社で行うため中間コストをかけず安価に制作が可能です。
全国の企業様・団体様・自治体様に向けた高品質・大量制作の事業を中心に印刷製造・販売を行っておりますが、近年では3Dプリンターを活用したグッズ・ノベルティ制作の分野で小ロット・個人のお客様にも対応可能な仕組みづくりが進んでいます。
author:asanoscreen
<本社>愛知県名古屋市港区十一屋2-337
<第一工場>愛知県名古屋市港区十一屋2-88
<第二工場>愛知県名古屋市港区十一屋2-188